Nコーポレーションは人々の暮らしに欠かせない水の処理にも力を発揮しています。
一般下水、産業排水など全ての下水処理に有用生物を使った処理システムで環境に優しく省エネを実現します。N市の浄化センターを始め全国の工場や病院で活用されています。
高度生物処理システムは、誰もが活用を試みなかった有用微生物を有効活用した処理システムです。
システムの大きな特徴として
などが挙げられます。
有用微生物(BBS)は炭素と窒素で自分の体のタンパク質を合成します。窒素源としては、アンモニアの形で取り入れるため、処理の中で菌が増殖すれば、その分窒素は消費されることになります。窒素の多い廃水では、硝化菌とともに亜硝酸、硝酸の形にして脱窒を行います。
また、有用微生物は吸着力が強いため、リンや窒素を吸着し余剰汚泥として系外へ出します。
BBSは嫌気性特有の効果と好気性効果を合わせ持つすぐれたシステムです。従って既設設備(好気処理)のままで脱窒、脱リンを行い、廃水処理コストを大幅に低減させました。